KAMINARI WOODSにて提供している全ての国産広葉樹材には、独自の低温長時間人工乾燥を施しています。
ギターのボディやネックの材料はそのほとんどが木材ですが、製作されたギターにおいて温度や湿度の変化に起因する変形や寸法の変化が起きないよう、材料となる木材には専用の窯を使用した熱処理による人工乾燥が施されています。
エレキギターの材料として一般的に使用されているマホガニーやホワイトアッシュ、ハードメイプル等の木材は、200℃以上の高温で加熱処理されています。
この方法には1日程度の短時間で乾燥ができること、またヴィンテージ感のある仕上がりが期待できるなどの利点があります。
一方、弊社にて提供している国産広葉樹のワイルドチェリー(和名:ヤマザクラ)やメイプル(和名:カエデ)などは、
70℃以下の低温で2週間以上の長時間をかけ、自然乾燥に近い条件下でじっくりと乾燥させており、含水率は楽器用木材に適した約8~10%に安定させることができます。
この低温乾燥材で製作したエレキギターは、温度や湿度変化による変形や寸法変化の心配も無く、ギターを持った際に適度な重量感が得られること、また木材本来の艶や質感、色合いを残すことができるため、シースルー系の塗装が映えるなどの利点があります。
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